アパート経営では、いろいろな経費がかかります。一年間に4回の草刈りや除草剤散布の費用、一年間に1回の共有部分の照明の交換、一年に1回の共有部分の洗浄、年一回の固定資産税などがあります。
入居者の入退出時のリフォーム費用があり、壁紙や床や天井や照明や換気扇の修繕があります。入居している間のトイレ、キッチン、洗面台などの水回りの修繕、鍵の故障による取り替えもあります。
アパートの建築後10年がたつと、アパートの外壁の塗装とコーキング、屋根の防水塗装とコーキングが必要です。

家賃滞納者への家賃の催促にかかる費用、家賃を払えないことがわかった場合、入居者に退去してもらう為に弁護士に裁判を起こしてもらう費用がかかります。
家賃滞納していた入居者が、逃げてしまった場合には、足の踏み場もないくらいに部屋の中が、ゴミ屋敷状態になっている場合もあります。この場合ゴミや荷物の処分費用がなんと一ヶ月のアパート家賃収入分にもなる場合があります。通常よりも修繕箇所が多い場合があるのでリフォーム費用も通常よりもかかります。
駐車場がある場合には、駐車場のしきり線の塗装、フェンスや壁に車がぶつかる場合があるのでその修繕費用もかかります。
もちろんアパートを建設した時に借り入れした金融機関への返済金もかかります。